こころの整理とこころのゆとり
なんとなく落ち着きがなく、こころがざわざわして頭の中がパニックになるときがあります。
沢山のことを一度に考えすぎて、何をどうすればいいのかわからなくなるとき、そんなときは落ち着かせるために次のステップを実践しています。
こころを見つめる時間を持つ
いったん全ての作業をやめて、すわり心地の良い椅子に座ります。
目を閉じて深呼吸をしながら無心になることを心がけます。
こころが落ち着いてきたら、今日どうしてもやらなければならないことだけをリストアップします。
あとは時間配分を考えて実行するだけ。
遠い未来のことを考えすぎたり、心配したりするより、今日、今この時間を一生懸命生きるようにします。
自分にうそをつくのをやめる
何か見返りを期待して嘘をついたり、世間体を気にして自分らしくいられないときがあります。
でも無理をしたり、人にも自分にも嘘をついていると、後で必ず後悔するほどしっぺ返しが来ます。
無理をしてまで人に合わせていると、その人間関係はいつか崩壊します。
嘘をついてまで体裁を取り繕っていると、いつか化けの皮がはがれます。
人はそれぞれ違って当たり前、人間関係を円滑にするためには適度な距離が必要なのです。
自分に正直になり、嘘もつかないでいることが、人も自分も大切にする第一歩なのだと思います。
感情を変えることで苦しみをなくす
今現在、苦しいい状況にいる人がいるかもしれません。
誰かを失ったり、誰かが病気だったり、誰かにいじめられていたり、苦しいことは数えきれないほどあります。
その苦しみを乗り越えるため、自分にできるだけのことをしたら、あとは素直に現状を受け止めてその意味について考えます。
悲観的に考えるのではなく、自分に必要な経験なのだと考えます。
「神様は乗り越えられない試練は与えない」と言われていますが、全くその通りだと思います。
毎日感謝しながら生きていれば、おのずと解決策が見つかるのだと思います。
情報を咀嚼して自分の中に入れる
情報が沢山入ってくると、情報に振り回されて自分の考えに集中できなくなります。
情報が入ってくる間は、正しいものの見方ができなくなるので情報処理の時間を持つことが大切です。
情報源がどこなのか、情報内容が本当に正しいことなのか、ただの噂やデマなのか。
一人で考える時間をもって、冷静になってみると、根も葉もないことがたくさん流出していることが分かります。
しかも自分にとって必要のない情報も多く存在します。
最近よく聞く「マインドフルネス」や「瞑想」の時間は、人によっては人こころを落ち着かせ本心の自分に返る時間を与えてくれるのでおすすめです。
こころの整理をして、こころにゆとりを持つ生活を心がけるようにすると、大変な毎日が少し軽減されるかもしれません。