たった一人の大切はあなたへ
世界でたった一人の自分を大切にしていますか?
世界でたった一人の他人を思いやっていますか?
私は長い間自分を大切に出来ていませんでした。
ずっと自分に嘘をついて、本当の自分を押さえ込んで、ほとんどすべての時間を他人のために捧げてきました。
そしてそのうちストレスが溜まり精神的に耐えられなくなり、体にも悪影響がおよび倒れてしまいました。
自分のためにだけ生きることと、他人のためにだけ生きることは、どちらの生き方も賢明な生き方だとはいえません。
自分のことしか頭にない人は、損得を考えすぎて、些細な妥協も許すことなく、自分の幸せだけを願っています。
こんな人と一緒にいたいと思う人はいません。
ましてや社会は自己犠牲で成り立っているのです。
多少の譲り合いをなくして世の中の平安はないのです。
逆に、自分の気持ちを隠したまま、他人のためにだけ人生を捧げて生きるというのは、ただの愚かな自己犠牲といえます。
他人の指示がないと何をすればいいのか分からない依存症です。
依存するだけの人生は、他人に利用されるだけです。
最悪の場合、善悪がわからなくなり、人生を楽しむことができなくなります。
何事にも「いや」とは言えず、流されるままに生きていないか
独立した一人の人間としての扱いを、自分でちゃんとしているか
たった一人の自分を大切にしているか
考えてみてください。
自分の足でしっかりと立ち、本当の意味で自分を大切にしている人は人を魅きつける力を持っています。
そういう人は、自分だけではなく他人を思いやれるこころを持っています。
そうすれば、他人もまた犠牲を払ってくれることでしょう。
世の中は「お互い様」なのです。